今回は生活保護受給者が家電を買い替える場合について紹介します。
結論から言うと、生活保護受給者が家電を買い替える場合、どんな理由があっても扶助(給付)されません。
何故この記事をかこうと思ったかというと、実は先日、自分の不注意で電子レンジの下皿を割ってしまいました。
取り敢えず掃き集めたけど、新年早々イヤな予感しかしない😭#SLE #シェーグレン症候群 #全身性エリテマトーデス #膠原病 #膠原病でした pic.twitter.com/4yHzR0e2vo
— るーしー (@Lucy_SLE) 2019年1月10日
この時は、なんとか単機能の一番安い電子レンジ購入できました。
そして
という疑問をもっていらっしゃる生活保護受給者さんも、なかにはいらっしゃると思いますので記事として取り上げたいと思います。
あくまで制度としての説明であり、家電の買い替えについて扶助(給付)がない事に私自身一切異論はありません
生活保護の扶助(給付)には種類がある
生活保護を受給すると、毎月扶助(給付)されるものと、都度扶助(給付)や支払いが免除されるものがあります。
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毎月扶助(給付)されるもの
毎月扶助(給付)
- 生活扶助(生活費)
- 住宅扶助(家賃)
金額は年齢、家庭構成、お住まいの地域で異なる
都度扶助(給付)・支払い免除・減免
都度扶助(給付)・支払い免除・減免
- 教育扶助
- 医療扶助
- 介護扶助
- 出産扶助
- 生業扶助
- 葬祭扶助
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家電の買い替えは毎月の生活扶助(生活費)に織り込まれている
つまり、家電の買い替えは都度扶助(給付)されるものに該当しません。
急に壊れたなど、いかなる理由があってもそれは変わりません。
ですから、たとえば急にテレビが壊れた時も、追加で扶助(給付)は受けられませんので、なんとかやりくりして貯金をしておくのが良いです。
そもそもの話なんだけど、生活保護受給者が貯金しても良いの?
一定の範囲内なら問題ないというか貯金が推奨されてるから説明するね
生活保護受給者は受給額の1~2か月分位なら貯金する事を許されている
先ほどの例のように、急に家電が壊れたりして突然の出費が発生する事は、生活していく上でままあります。
それは生活保護受給者も同じなので、生活保護受給者が貯金する事は、福祉事務所(生活保護の管理をするところ)でも認めています。
もちろん認められているので、現金として持つ必要はなく、銀行の口座(通帳)に残高としてあって構わないのです。
金額的には、生活保護受給額の1~2か月分位までなら適正範囲という事でしたので、うまくやりくりをして貯金しておき何かあった時の為に備えるのは大事な事です。
まとめ
生活保護だからといって、家電(給付)の買い替えまで扶助はしてもらえません。
どんなに日常生活に支障が出る生活必需品であってもです。
なにかあった時の為に、適切な金額を適切な範囲で貯金する事はむしろ推奨されていますので、上手くやりくりして万が一に備えたいものです。
して、るーしーの電子レンジはいくらしたんじゃ?
単機能で約6,000円でした。
最近は家電も安くて助かります。
不器用なのは知っておったが、次は壊すでないぞ?
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