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タイトル

ここでは膠原病(こうげんびょう)のうち、全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群にかかった場合、医療保険の加入が必要かを私が実際に支払った医療費から考えてみます。
私が実際に支払った医療費はこちら

【注意】
ここでいう膠原病(こうげんびょう)は全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群に限定し、それ以外の膠原病(こうげんびょう)は考慮していません。

また、保険についての考え方は実際に私が支払った医療費に基いているため完全に主観です。

膠原病の医療費はどの位かかるのか?

疑問

医療費を状態によってカテゴリー分けし、各カテゴリーに対してどの位医療費がかかるかの目安を纏めました。

膠原病(こうげんびょう)の医療費

発症期:都度数千円程度

外来検査期:数千円~二万円程度

検査入院:自己負担上限額

退院から寛解まで:毎月6,000円~15,000円程度

寛解時:毎月6,000円~15,000円程度

※寛解とは少ない薬の服用で病気の症状を抑えられている状態の事

数字の根拠は私が支払った膠原病(こうげんびょう)の医療費からです。
詳しくはこちら

膠原病(こうげんびょう)の医療費は、治療を開始する前後で変わります。

治療を開始する前は都度病院にかかり医療費を支払う事になります。
※膠原病(こうげんびょう)にかかっている事が分かっていないため

治療開始後は定期的に通院をした上で薬(ステロイド)の服用を継続する事になります。
詳しくはこちら

そのため治療開始後の医療費は月あたりいくらという考え方をするべきです。

この月あたりいくらの他に、考慮しなければならない膠原病(こうげんびょう)の特徴があります。

膠原病(こうげんびょう)のうち、全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群は寛解と再燃を繰り返す病気です。

寛解は少量の薬の服用で病気の症状を抑えられている状態です。

再燃は文字通り病気が再燃する事です。

そのため膠原病(こうげんびょう)の医療費は月あたりいくらの医療費に再燃時の医療費も考慮する必要があります。

(治療開始後の)膠原病の医療費

「月あたりいくらの医療費」+「再燃時の医療費」

この医療費と療養中の生活費をまかなえる充分な蓄えがあれば医療保険に入る必要はないと思います。

月あたりいくらの医療費は6,000円~15,000円程度で、再燃時の医療費は入院する事を考慮して自己負担限度額プラスアルファになります。
自己負担限度額についてはこちら(高額療養費制度)

治療開始後に医療保険加入が必要か判断するポイント

ポイント

1:(指定難病の)医療費助成を受けられるか

膠原病(こうげんびょう)のうち、全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群は指定難病に指定されており、確定診断を受ければ(指定難病の)医療費助成申請ができます。
詳しくはこちら

重症度によって否認される場合もありますが、認定されれば対象の病気についての医療費の自己負担上限額が0~30,000円になります。

例えば、医療費の自己負担上限額が57,600円の方が入院し治療を受けた場合、支払う医療費は57,600円(上限額)+食事代+保険適用外分です。

しかし、医療費の自己負担上限額が57,600円でも(指定難病の)医療費助成を受けている方が対象の病気で入院治療した場合、支払う治療費は0~30,000円(上限額)+食事代+保険適用外分となります。
自己負担上限額や(指定難病の)医療費助成についてはこちら

(例)Aさん
▼自己負担の上限額:57,600円
▼全身性エリテマトーデスの医療費助成:上限額10,000円

●全身性エリテマトーデスの治療で1か月入院した場合
・請求された医療費:300,000円 + 食事代 + 保険適用外分

⇒支払う医療費は「10,000円 + 食事代 + 保険適用外分」となる。

このように、自己負担上限額が57,600円と同じ方でも、(指定難病の)医療費助成があるかないかで、支払う医療費は大きく変わります。

まずはこの助成がうけられるかが重要です。

2:難病患者福祉手当を受給できるか

こちらは自治体が実施している金銭的な手当で毎月10,000円~15,000円程度手当金が給付されます。
※要申請。否認される事もあります。
詳しくはこちら

3:健康保険の傷病手当金を受給できるか

こちらは最長1年6か月間、給与の約6割を給付してもらえる制度です。
詳細はこちら

お仕事をされていらっしゃる場合はこの手当を絶対に利用するべきです。

医療保険加入を検討する必要性

決断

先に述べたポイント1~3をどの位満たせているかで、医療保険へ加入する必要性は変わってくると思います。

ポイントの組み合わせと医療保険に加入する必要性は下記の通り。

※下記テーブルの番号対応
1:(指定難病の)医療費助成
2:難病患者福祉手当
3:健康保険の傷病手当金

医療保険の検討
必要無
必要無 ×
検討 ×
検討 × ×
検討 ×
検討 × ×
検討 × ×
要検討 × × ×

(指定難病の)医療費助成が認定されれば無理をして医療保険に加入する必要はない

余談

理由は単純で、認定されれば対象の病気に関しては医療費の自己負担上限額が0~30,000円になるからです。

先に説明した通り、再燃時にまるまる一か月入院したとしても支払う金額は、

上限額(0~30,000円) + 食事代 + 保険適用外分

となります。

この助成と難病患者福祉手当、健康保険の傷病手当金全て受け取れる場合は医療費と(単身なら)療養中の生活費も節約をすればまかなえると思います。

健康保険の傷病手当金が貰えない場合は医療保険よりも仕事

傷病手当金がもらえない場合は医療保険に加入する事よりも、仕事へいつ復帰できるかを考えた方が良いです。

仕事を辞められた場合は今の自分に出来る事から就ける仕事を考える必要があります。

私は医療保険加入も傷病手当金の給付も無いので現在体調が万全ではありませんが出来る仕事を探しています。

治療開始後に加入できる医療保険は限定される

悩み

膠原病(こうげんびょう)にかかっている場合、通常の医療保険に入れる可能性はほぼありません

5年以上通院していない場合等は告知する必要が無いという話もありますが、膠原病(こうげんびょう)のうち全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群では、ほぼ確実に定期的な通院をして一生ステロイドを服用する事になります。

中には5年以上通院をされていらっしゃらない方もいるかもしれませんが稀なケースだと思います。

引受基準緩和型の保険は入れる可能性がある

膠原病(こうげんびょう)を患っていても入れる保険の種類は「引受基準緩和型」と言われるものになります。

ザックリですが掛け金が高い、保険の支払い金額が安い等、一般的な保険よりも条件が良く無いです。

しかしそれは仕方のない事で、保険会社から見れば膠原病(こうげんびょう)の方が保険に加入した場合、健康な方よりも保険金の支払いをする可能性が非常に高くなります。

保険会社側も加入者を選びますので、膠原病(こうげんびょう)である事は保険加入に関しては不利にしかなりません

また、同じ保険商品に同じ病気を持った方が入れる場合と入れない場合があるようです。

例えば全身性エリテマトーデスの方がAという保険に入れたと聞き、他の全身性エリテマトーデス患者がA保険へ加入を申し込んでも必ず入れるとは限りません。

病名だけでなく症状や状態からも加入可否は判断されるようです。

まずは自分が加入できる保険を探す

探す

以上から、まずは自身の病気と病状を伝え、入れる保険を探す事が最初になります。

入れる保険をいくつかピックアップしたらどれが良いかを選ぶ。

そうする事により膠原病(こうげんびょう)にかかっている事で受けるデメリットが最も少ない保険を見つけられるはずです。

保険の無料相談を利用する

窓口

膠原病(こうげんびょう)にかかっていても入れる保険を探すのは保険の無料相談を利用するのが一番です。

入れる保険商品が限定されている上、同じ病気でも入れる場合と入れない場合があるのですから。

プロに自身の病気、状態を伝えたうえで入れる保険を探しましょう。

【参考】
持病があっても医療・生命保険など様々な保険を無料相談できます。全国対応!
保険見直しラボ
何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】

保険コネクト
完全無料で保険のプロに相談できる【保険コネクト】

保険の資料請求を利用する

オペレーター

相談するのは気が引ける。

という場合は医療保険の資料を一括請求してみるのもいいかも知れません。

まずは自身でいくつかピックアップし、その後相談する流れがいいでしょう。

【参考】
医療・生命保険の一括資料請求が無料でできます。



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まとめ

膠原病(こうげんびょう)にかかる前から医療・生命保険に加入していた場合は、まずその保険がどうなるのか確認をとるべきです。

そのうえで今回の記事をご欄になって、

「引受基準緩和型でも保険に加入する必要がある」

と思った場合は良い保険が見つかるよう吟味して探してください。

もともと医療・生命保険に入っていなかった場合は出来れば医療・生命保険に入った方がいいと思います。

今回は膠原病(こうげんびょう)の治療費に対して保険が必要かを見てみましたが、膠原病(こうげんびょう)以外のリスクも皆平等に持ち合わせています。
※例えばガンになったり、他の病気にかかったり

先にも述べましたが、膠原病(こうげんびょう)のうち全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群は指定難病に指定されています。

そのため医療費が助成されたり、金銭的な手当がされたりするケースもあるので医療保険に入っていなければ膠原病(こうげんびょう)の医療費だけで破産してしまうという事は考えづらいです。

実際私の場合も、退院後の医療費はいまのところ難病患者福祉手当の額を超えていません。

膠原病(こうげんびょう)の医療費だけではなく、自身の状態やご家族の事等トータル的に考えた上で保険の必要性を考える事が大事です。

別の記事でご紹介しますが膠原病(こうげんびょう)で破産する要因は仕事の方が大きいと思います。

お仕事を休んだ場合は復帰が出来るか。

仕事を辞めた場合は次の仕事に就けるか。

病気の症状によっては病気になる前と同じ生活は出来なくなります。

私は日光過敏が酷く、日光に長時間当たっていられません。
※治療前は外に出る事が出来ない位酷かったですが、現在は30分位なら外に出られると思います

るーしー

仕事については現在進行で求職中ですが、難病患者就職サポーターとのやりとりや、難病患者の就労支援を纏めたページがあるので参考にしてください。
2018/4/3 るーしー

【関連】
難病患者に対する就労への公的支援、難病患者就職サポーターとのやりとりをまとめました。
難病患者の就労支援

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膠原病にかかった場合の医療助成をまとめました。
(指定難病の)医療費助成

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