
お断り
本記事の内容は、私が担当ケースワーカーさんに取材させていただいた内容を元にしています。
生活保護は、各自治体の裁量が非常に大きく、自治体によっては対応が異なる場合もありますので、参考としてご覧になってください
今回は生活保護受給者の家庭訪問が休日(土日祝)に実施される可能性はあるかについて説明します。
結論から言うと、生活保護受給者の家庭訪問が休日(土日祝)に実施される事は(ほぼ)ありません。
休日(土日祝)は福祉事務所も閉まっていますし、ケースワーカーさんもお休みだからです。
ただし、唯一とも言える例外はあるので、今回は
生活保護受給者の家庭訪問
- 休日(土日祝)に実施されない理由
- 休日(土日祝)に実施される例外
- 抜き打ちで行われる事はあるのか
という事を、詳しく説明していきます。
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繰り返しますが、生活保護は各自治体の裁量が大きく、自治体によって対応が異なる場合があります
【大前提】生活保護の家庭訪問が休日(土日祝)に実施される事は(例外を除き)ない
冒頭でも触れた通り、休日(土日祝)は福祉事務所やケースワーカーもお休みです。
従って、家庭訪問が休日(土日祝)に実施される事は(例外を除き)ありえません。

生活保護の家庭訪問には税金がかかっている
生活保護の家庭訪問を担当するのはケースワーカーです。
そしてケースワーカーは公務員です。
当たり前ですが、ケースワーカーを休日(土日祝)に出勤させて家庭訪問する事になると、時間外手当が発生します。
家庭訪問は平日にできることですから、時間外として予算(税金)を使って休日(土日祝)に家庭訪問を実施するという事はありえません。
ただし、唯一とも言える例外があります。

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生活保護受給者が亡くなった場合は休日(土日祝)でも家庭訪問や対応をする
賃貸の大家さんだったり、身内、近所からの情報提供などで、生活保護受給者が亡くなっているという場合は、ケースワーカーも休日(土日祝)にかかわらず時間外で家庭訪問や対応をします。
逆に言えば、家庭訪問が休日(土日祝)でも実施される例外はこれだけです。
ですから、普通に生活しているのであれば、生活保護の家庭訪問が休日(土日祝)に実施される事はありません。

生活保護受給者だろうと、生きて生活できているうちは休日(土日祝)に家庭訪問される事はないのね
そう思って大丈夫



生活保護の家庭訪問が抜き打ちで実施される事はあるのか?
生活保護の家庭訪問が、抜き打ちで実施される事もほぼありません。
福祉事務所やケースワーカーから連絡が来た際にしっかり対応していたり、近隣から苦情などの情報提供が福祉事務所に行かない限りは無いと思って良いです。
ただし例外が3つあり、
例外3つ
- 連絡が付かない
- 申請時の住所に住んでいるのか疑わしい
- 担当ケースワーカーの方針
という場合には、家庭訪問が抜き打ちで実施される事もあります。
もちろんここにも自治体ごとの方針が根本的に関わってきます

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生活保護の家庭訪問が抜き打ちで実施される場合も休日(土日祝)は除外される
前述の通り、家庭訪問には税金がかかっています。
例え抜き打ちで家庭訪問をする必要性があっても、休日(土日祝)は除外されます。
まとめ
生活保護を受給している限り、家庭訪問は必ず実施されます。
それが、
- いつなのか?
- 抜き打ちなのか?
- 休日(土日祝)もなのか?
は非常に気になる所ではあります。
しかし、普通に生活している分には休日(土日祝)はもちろん、抜き打ちでも家庭訪問が実施される事はありません。
私自身生活保護受給者ですが、重要なのは家庭訪問される時だけ生活を取りつくろうような真似をしない事だと思っています。
当たり前ですが、規則正しい生活をして、普通に暮らしている分には何の問題もありません。

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