この記事を読むメリットがある方
- むくみが酷い
- ステロイドを服用している
- ステロイドの副作用で太った
- ムーンフェイス(満月様顔貌)を予防したい
- ムーンフェイス(満月様顔貌)を治したい
ステロイドを服用している方は、間違いなくこう思っているはずです。
今回はムーンフェイス(満月様顔貌)にならなかった私が考えた、ムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治す)方法(仮説)を紹介します。
とは言っても医学的根拠は一切なく、全て私の体験と医療機関の情報から仮説立てたものです。
私は膠原病(全身性エリテマトーデス[SLE]とシェーグレン症候群)という病気を患い、ステロイドを2017年12月から現在進行形で服用しています。
私のステロイド服用量記録
そしてMAX45mg/日までステロイドを服用しましたが、ムーンフェイス(満月様顔貌)どころか顔の輪郭すら変わっていません。
そんな私の経験と、医療機関の情報などをまとめると重要なのは「代謝」と「ふくらはぎ」にあると確信しています。
全身の「代謝」を上げて「ふくらはぎ」を鍛える事により、ムーンフェイス(満月様顔貌)を治す(予防する)事もできるはず。
仮説ではありますが、実践していただいた一人でも多くの方に効果が出ましたら、私自身最高に嬉しいです。
大前提として医学的根拠はなく、私の経験と医療機関の情報から立てた仮説です。
効果は一切保証しません
この記事では食事と運動に関して言及していますが、医師の指導・指示がある場合はそちらを最優先してください
そもそもムーンフェイス(満月様顔貌)とは?
ムーンフェイス(満月様顔貌)は、ステロイドの副作用で顔面がパンパンにむくんでしまう事を言います。
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因は、ステロイドの副作用が複数関係しており、治すにはステロイドの減量しかないと言われています。
満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満
食欲の亢進と脂肪の代謝障害によりおこります。
ステロイド薬の減量により改善します。
カロリー制限など食事に注意が必要です。
引用:ステロイド治療(東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 腎臓内科)より
そしてムーンフェイス(満月様顔貌)で最も辛いのは、顔がパンパンにむくんだ見た目であり、特に女性にとっては耐えがたいものと言えるでしょう。
ムーンフェイス(満月様顔貌)を公開・克服した夏目亜季さん
私と同じ全身性エリテマトーデス(SLE)という病を患い、闘病していらっしゃるアイドルがいます。
「夏目亜季」さんという方なのですが、病気の治療薬であるステロイドの副作用で極度のムーンフェイス(満月様顔貌)を経験しています。
そして凄いのが、アイドルという見た目が99%大事なお仕事であるにも関わらず、「夏目亜季」さんは自身の病気はもちろん、ムーンフェイス(満月様顔貌)になった姿をブログで公開しているのです。
■ムーンフェイス時
(2016年9月)
■現在
(2018年11月)
自分の見た目がこんなにも変わったら、ほとんどの人は誰にも見られたくないと思うでしょう。
しかし、あえてファンの皆さんへ加工一切なしの自分自身を出す勇気、前向きな姿勢に感動しました。
もちろんブログではムーンフェイス(満月様顔貌)の状態だけでなく、病気・副作用と闘いながらお仕事をする姿が綴られています。
たまに少し疲れたり、落ち込んだことも包み隠さず表現していらっしゃるあたりが、とても人間味のあふれるブログだなあと思っています。
ムーンフェイス(満月様顔貌)になったら間違いなく辛いです。
でも、だからと言って悲観ばかりせず、「前向いてこッ!」という前向きな姿勢で病気と闘う「夏目亜季」さんの姿勢を見習いたいものです。
夏目亜季さん情報
●夏目亜季さんオフィシャルブログ:前向いてこッ!
オフィシャルブログでは、ムーンフェイス(満月様顔貌)のビフォーアフターはもちろん、ステロイドの減量以外にも、ジムで頑張っている姿など、病気、ムーンフェイス(満月様顔貌)と真っ向から立ち向かう努力が沢山綴られています。
同じ悩みを持たれている方は、間違いなく勇気付けられると思いますので、一度夏目亜季さんのブログを覗いてみてください
画像の利用許諾は芸能事務所様からいただいております。
画像の権利は芸能事務所様にありますので、「夏目亜季」さんの画像を当ブログからダウンロードする事を一切禁止します
この姿勢をみならいつつ、続いてムーンフェイスの原因をみて行きます
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因はステロイドの副作用である食欲の亢進と脂肪の代謝障害
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因 = ステロイドの副作用
- 食欲の亢進(食欲が異常に強くなる)
- 脂肪の代謝障害(体が脂肪や水分を溜め込み太ろうとする)
つまりステロイドの副作用が関係しあってムーンフェイス(満月様顔貌)は起こります。
食べる量が増えて、その食べた分を体が溜め込もうとするのですから当然と言えます。
参考ステロイド治療(東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 腎臓内科)
原因1:食欲の亢進
ステロイドの副作用でほとんどの方が現れます。
本当に満腹中枢がおかしくなり、カレーや麻婆豆腐は飲み物感覚になってしまう程です。
この副作用で、食べ過ぎたり間食が増える方は多いです。
病状によっては、医師からカロリー制限や食事制限をされる事もあります。
医師からカロリー制限や食事制限、運動制限をされている場合は絶対に守ってください
食欲の亢進(食欲が異常に強くなる)を治す手段は?
これは我慢するかカロリーが低いものを間食で摂る位しかないと言えます。
自分が凄い量を食べている自覚があるにも関わらず、食欲は止まらない。
ある意味、非常に辛い副作用と言えます。
食欲の亢進は、ステロイドの服用を止めれば解消されるのでしょうが、食欲と病気の治療を天秤にかける事は現実的ではありません。
小腹が減った時の間食は低カロリーなものを
先ほど紹介したアイドルの夏目亜季さんは、小腹が空いた時の対策として、梅カム昆布を沢山食べまくっていたようです。
闘病中、好きで食べまくってるとこ
ブログに毎日書いてたらPR大使に選んでもらいました笑
最初は全くそのつもりじゃなく好きなだけでしたが、、、!
でも副作用で食欲がバカになってるので10袋とかたべてました!
看護師さんにポテチとか糖質過多なものはngといわれてたから #梅カムこんぶ はよかった— 夏目亜季@h+JP (@Ak148usagi) 2018年12月7日
梅カムこんぶ箱買いした#梅カムこんぶ #梅カムこんぶ宣伝隊長 #本社から pic.twitter.com/bdyWgXTOa8
— 夏目亜季@h+JP (@Ak148usagi) 2017年2月16日
なんと入院中に食べ過ぎてPR大使に任命されたほど。
そこで気になるカロリーを少し調べてみたのですが、
カロリー比較
- ご飯を茶碗に軽く1杯(約150g):約240キロカロリー
- 梅カム昆布1袋(10g):約26キロカロリー
梅カム昆布9袋でも、まだご飯茶碗1杯分よりカロリーは少ない様子。
確かにこれなら入院中でも気にせず食べられますね。
カロリーだけでなく、塩分など、医師から指導・制限がある場合はそれに従ってください
参考梅カムこんぶ しそ梅味(上田昆布株式会社)
参考ご飯のカロリーの量はどのくらいあるのですか。(農林水産省)
原因2:脂肪の代謝障害
脂質代謝異常(高脂血症)は体内で脂質の流れがうまく調節できなくなったり、食事として体内に入ってくる量が多くなりすぎたりして、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)やトリグリセライド(中性脂肪)が多くなりすぎている状態、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が少ない状態が続く病気です。
引用:脂質代謝異常(高脂血症)ってどんな病気?(効率学校共済組合 全国中央病院)より
ステロイドの副作用としてこの状態が引き起こされます。
参考ステロイド治療(東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 腎臓内科)
参考ステロイドの主な副作用とその対策(東邦大学医療センター 大橋病院 膠原病 リウマチ科)
脂肪の代謝障害(高脂血症)を治す手段は?
脂質代謝異常(高脂血症)の治療は、
脂質代謝異常の治療
- 食事療法
- 運動療法
- 薬物療法
の3つがあり、このうち医師の介入は薬物療法で、医師の介入と本人の実践を要すのが食事療法と運動療法と言えます。
特に運動療法は個人の裁量に最も左右されると言え、
②運動療法:ご自身の生活や健康状態にあわせた運動強度や量を医師と相談して決定し、指導してもらいましょう。
短時間のハードな運動よりは、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。
1日あたり男性9000歩、女性8000歩のウォーキングが良いとされています。
また、1日30分以上(出来れば毎日)、週180分以上が良いとされています。
その他にも、なるべく駐車場の遠くに駐車するや、エレベーター、エスカレーターを使用しないなど、生活の中に運動を取り入れることも効果的です。
何よりも続けられることが一番重要だと思います。
引用:脂質代謝異常(高脂血症)の治療は?(効率学校共済組合 全国中央病院)より
と医療機関では説明しています。
参考ステロイド治療(東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 腎臓内科)
脂肪の代謝障害[脂質代謝異常(高脂血症)]を治療する手段は存在する
そして医療機関で推奨されている運動を見てピンとこない?
「ステロイドを1年飲み続けても腹筋バキバキな私が簡単に痩せる方法を伝授」の記事で紹介してる運動方針とそっくりね
時間こそ長時間と言及されているけど、基本的には「ステロイドを服用していても痩せる為の運動」が、ムーンフェイス(満月様顔貌)になる原因の一つである脂肪の代謝障害解消につながる。
そこからムーンフェイス(満月様顔貌)の治療(予防)になると思ってる
あくまで仮説であり医学的根拠はないからね。
そのあたりを詳しく見てみよう
医学的根拠のあるムーンフェイス(満月様顔貌)の治療方法はステロイドの減量のみ
そもそも医学的根拠のあるムーンフェイス(満月様顔貌)を治す手段はステロイドの減量だけです。
しかし、ステロイドは強い薬ですので、勝手な減量や断薬はステロイド離脱症状を起こす事もあり危険です。
ですから、ムーンフェイス(満月様顔貌)になったとしても、ムーンフェイス(満月様顔貌)を治す目的で、勝手にステロイドの減量や断薬をするような事は絶対にしてはいけません。
私のステロイド服用量記録
参考ステロイド治療(東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 腎臓内科)
【注意】ムーンフェイス(満月様顔貌)を治す薬やサプリはない
むくみが治るというサプリや口コミは沢山あります。
しかし、ムーンフェイス(満月様顔貌)にはほぼ効果がないと言って良いでしょう。
効果があるサプリなら医師が推奨しますし、医薬品なら処方されるはずです。
そして顔が命の芸能人(先ほど紹介した夏目亜季さん含め)ですら、ムーンフェイス(満月様顔貌)になっています。
解決できる物があるなら絶対に解決したい人達ですら不可能なのですから、ステロイドの減量以外にムーンフェイス(満月様顔貌)を治す事は難しいといえます。
参考ステロイド治療(東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 腎臓内科)
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因は治療できてもムーンフェイス(満月様顔貌)自体を治療できないのはなぜか?
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因と原因の治療法
- 食欲の亢進:耐える・低カロリーなものを間食する
- 脂肪の代謝障害:食事療法・運動療法・薬物療法
ムーンフェイス(満月様顔貌)の治療法
- ステロイドの減量
そこで仮説が2つあるんだ
仮説1:ムーンフェイス(満月様顔貌)にならない位脂肪の代謝障害を改善する事は難しいのでは?
ここでは脂肪の代謝障害の治療法のうち、個人の裁量で差が大きく出る運動療法にのみ着目します
ステロイドを服用しても、ムーンフェイス(満月様顔貌)を起こさないレベルまで、脂肪の代謝障害を治療するには、かなり高いレベルの運動が必要なのではという疑問。
私はMAX45mg/日ステロイドを服用しましたが、顔の輪郭すら変わりませんでした。
医師からは、「長期間15mg/日以上ステロイドを服用したら高確率でムーンフェイス(満月様顔貌)になる」と言われていたのにです。
自慢してるの???
そんな体質だったんじゃないの?
もちろん体質もある程度関係すると思う。
でも↓下のツイート画像の通り、私は一般人とは言えないレベルで鍛えたんだ。
ステロイド服用開始後も体調に合わせた運動強度でほぼ毎日運動していた。
だから、ステロイドによる脂肪の代謝障害が起きてもまだムーンフェイス(満月様顔貌)にならないレベルだったのではないかと思ってる
【祝:退院1周年】
この1年、外出は通院含め30回もしておらず、室内でカーテン締め切り。まだ腹筋割れてます(笑)
1:発症前(2015年)
2:発症後(2017年7月)
3:退院8か月後(2018年8月)
4:今日(2018年12月16日)
>続く#SLE #全身性エリテマトーデス #シェーグレン症候群 #膠原病 #膠原病でした pic.twitter.com/jYWajINM10— るーしー (@Lucy_SLE) 2018年12月16日
確かに予防できる(治せる)けどハードルが高過ぎて、ほんの一握りの人しか基準が満たせないなら実質不可能という事ね
そういう事!!
仮説2:ムーンフェイス(満月様顔貌)になる要因は他にもあるのでは?
純粋にステロイドの副作用以外で、ムーンフェイス(満月様顔貌)になる要因があるのではないかという疑問。
結論から言うと、膠原病という病気自体が関係しているのではという所に行きついたから詳しく説明していくね
ムーンフェイス(満月様顔貌)はむくみであることに着目
ムーンフェイス(満月様顔貌)になっていても、小顔ローラーや小顔マッサージなど、物理的な力を加えると、一時的にでも効果は出ますよね?
つまり、ムーンフェイス(満月様顔貌)もむくみであり、溜まった水分、脂肪等は物理的に取れるという事です。
ただ、物理的に(マッサージとかで)取っても、その力が無くなったら(マッサージをやめたら)またむくみの原因が溜まってしまいます。
そもそもむくみとは?
むくみは何らかの原因によって、毛細血管からしみ出す水分量が増える、または細胞間質液から血管に戻す量が減り、細胞間質液が多くなることで起こるものです。
引用:むくみとは(社会福祉法人 恩賜財団 済生会)より
ここで言及されている何らかの原因がとても重要になります。
むくみが起こる「なんらかの原因」とは?
むくみが起こる原因
- 血管内の静水圧の上昇
- 浸透圧の低下
- 血管透過性が高くなる←膠原病が原因として挙げられている
- リンパ管の閉塞
- 長時間同じ姿勢でいること
むくみの原因は沢山ありますが、このうち「血管透過性が高くなる」原因に膠原病が挙げられていました。
だから、ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因と、むくみの原因が密接に関係しあって、ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因だけ予防(治療)しても効果が無い(事もある)のでは?
という考えに行き付いたんだ。
ちなみに「血管透過性が高くなる」ってなに?
血管透過性が高くなるとは?
血管透過性とは、血管と血管外の物質の出入りのことです。何らかの疾患で、血管自体が血液を保っておくことが難しくなり、水分が血管外に出てしまいむくむことがあります。
引用:むくみとは(社会福祉法人 恩賜財団 済生会)より
つまり、膠原病を患うと、血管透過性が高くなり、血管が血液を保っておけなくなり水分が血管外に出る訳です。
勿論、必ず全員がそうなる訳ではないでしょうし、なったとしても程度は異なるはずです。
血管透過性が高くなる事は治療できるのか?
ここは調べられませんでした
「Robo4」という血管だけに存在するタンパク質があり、「Robo4」は炎症時の血管透過性を抑える働きがある。
という事までは調べられたけど、治療として使われているのかなどは分からなかった
で、むくみの話をまとめると結局どうなの?
参考血管透過性制御に関わるタンパク質を明らかに (リゾウ 大阪大学)
むくみ自体の解消法は下肢(ふくらはぎ)の筋肉を付ける事
下肢の筋肉がつくとむくみにくい体質になります。
ウォーキングやランニングなど、日々の適度な運動を心がけましょう。
また、弾性ストッキングの使用も血液の流れを促進します。
引用:むくみとは(社会福祉法人 恩賜財団 済生会)より
むくみ自体の解消法方法は下肢の筋肉を付ける事。
特に、ふくらはぎは血液などの流れを重力に逆らい、心臓へ戻すポンプの役割を果たします。
参考むくみとは(社会福祉法人 恩賜財団 済生会)
参考足のむくみの解消法(公益社団法人 益田市医師会立 増田地域医療センター 医師会病院)
下肢(ふくらはぎ)の筋肉がムーンフェイス(満月様顔貌)に関係あるのか?
下肢(ふくらはぎ)の筋肉が関係するとは思えないんだけど
でもムーンフェイス(満月様顔貌)にならなかった私自身、首から上は鍛えていないんだ
体全体として考えるわけね
ちなみに私はふくらはぎの筋肉が普通では考えられないほどあった。
■ふくらはぎ
※発症後入院前
■足
※発症後入院前
特に女性は筋肉が少なくむくみ易いので、ふくらはぎの筋肉は純粋にむくみ対策として重要になると思う
参考足のむくみの解消法(公益社団法人 益田市医師会立 増田地域医療センター 医師会病院)
参考むくみが起こるメカニズム(医療法人 見宣堂 梅田血管外科クリニック)
【仮説のまとめ】ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因
仮説としては
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因
- 食欲の亢進(食欲が異常に強くなる)
- 脂肪の代謝障害(体が脂肪や水分を溜め込み太ろうとする)
- むくみ易くなる事(仮説)
原因1:食欲の亢進
食欲の亢進の対策方法
- 我慢する
- カロリーの引く間食を摂る
ステロイドの副作用からくるムーンフェイス(満月様顔貌)の原因です。
これにはステロイドの減量以外にも上記の対策方法がある訳ですね。
原因2:脂肪の代謝障害
脂質代謝異常の予防・治療方法
- 食事療法
- 運動療法
- 薬物療法
食欲の亢進同様ステロイドの副作用からくるムーンフェイス(満月様顔貌)の原因です。
これにもステロイドの減量以外の予防(治療)法が存在します。
①:食事療法
②:運動療法
③:薬物療法
(仮説の)原因3:むくみ易くなる事
むくみが起こる原因
- 血管内の静水圧の上昇
- 浸透圧の低下
- 血管透過性が高くなる←膠原病が原因として挙げられている
- リンパ管の閉塞
- 長時間同じ姿勢でいること
むくみが起こる原因はさまざまですが、むくみの予防(治療)は、下肢(ふくらはぎ)の筋肉を付ける事などが挙げられます。
ただし、膠原病が原因でむくみが起こる(起こり易くなる)場合は、下肢(ふくらはぎ)の筋肉とは関係がありません。
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因とむくみの予防(治療)に共通しているのは運動
これまでの説明から、ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因とむくみに共通して予防(治療)できるものは運動する事です。
そして予防(治療)できない可能性として、
ムーンフェイス(満月様顔貌)とむくみが改善できない可能性
- そもそも求められる運動量が高い
- 運動が全く関係ない要素でムーンフェイス(満月様顔貌)とむくみが起きている
が考えられます。
経験と医療機関の情報を整理すると、こんな感じになるかなと
とりあえずムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)運動を教えてちょうだい
【仮説のまとめ】最も効果的なムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)運動は歩く事(ウォーキング)
最も効果的なムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)運動
毎日30分以上歩く(ウォーキング)を続ける事がムーンフェイス(満月様顔貌)の原因である、脂肪の代謝障害の運動療法にあたります。
同時に、下肢(ふくらはぎ)も鍛えられてむくみの原因を解消します。
歩くときも、歩き方を意識するだけで全然効果が違いますので、「【ムーンフェイス予防運動】「母指球」を意識して歩き「下半身」の代謝アップ」の記事で紹介している歩き方を参考にしてもらうと、より効果的です。
雪国育ちならピンと来るはずじゃが、雪に滑らないようしっかりと踏みしめて歩くと、いつもより疲れるじゃろ?
つまりそういう事じゃ。
同じ歩くでも、意識のしかた一つで使う筋肉、運動量は全然変わってくるからの
家の中で歩く時も、「かかと」から音を立てて着地するのではなく、音を立てないよう足の指でしっかりと地面(床)を踏みつけるようにするだけで全然違いますので是非試してみてください。
そういう方達にはこれからお勧めする運動を(毎日)試して欲しい
そうだね
ムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)運動
基本的には「ステロイドを1年飲み続けても腹筋バキバキな私が簡単に痩せる方法を伝授」で紹介した運動方法と同じですが、むくみの観点からかかとの上げ下げをする事で下肢(ふくらはぎ)の筋肉を鍛えます。
ストレッチなどで全身の代謝を良くする運動も取り入れたい
予防(治療)ストレッチ
ただ単にふくらはぎだけ鍛えても、ムーンフェイス(満月様顔貌)は予防(治療)出来ないと思っています。
前述した、歩く事は全身の代謝も良くなるので、全身の代謝が上がる個別運動も取り入れたいです。
今回紹介した運動を実践する事で、ムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)につながると考えています。
まとめ
ムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)方法
- 食事・栄養指導があれば従う
- 食欲亢進は耐えるかローカロリーのものを間食
- 毎日30分以上歩く(ウォーキング)
- ムーンフェイス(満月様顔貌)とむくみの予防(治療)運動を実施する
- ストレッチなどを取り入れ全身の代謝を上げる
ムーンフェイス(満月様顔貌)の原因とむくみの対策はこれらを実施する事でかなりカバーできます。
ただし、どれだけやれば効果が出るのかは判断が難しいうえ、膠原病という病気自体がむくみの原因として大きく関係している場合は効果がない可能性もあります。
そういう意味で、今回紹介した方法は可能性の追求になります。
しかし、全く根拠がない事を述べたのではなく、実際ムーンフェイス(満月様顔貌)にならなかった私が、その経験を踏まえ、色々な医療機関の情報を整理して、仮説立てたのが今回のムーンフェイス(満月様顔貌)の予防(治療)方法です。
ステロイドを服用し、ムーンフェイス(満月様顔貌)に悩まれる一人でも多くの方が、症状の緩和や治癒される手助けになれましたら最高に幸せです。
繰り返しますが医学的根拠はなく、あくまで仮説です。
効果は一切保証しません
お主もまだステロイドを服用しておるし、いつ増量するかもわからん。
予防(治療)できるならお主自身が証拠になるよう、精進を続けるんじゃぞ?