前回の記事「闘病日記(ブログ)で収益をあげる方法」では闘病日記(ブログ)は収益をあげられるということを説明しました。
そんな方のために、今回の記事では「闘病日記(ブログ)で何を書いたらいいのか」を説明します。
あくまで基本的な考え方として捉えるんじゃぞ
この記事はこんな方を対象に書いています
- 難病を患っている
- 闘病日記(ブログ)を書いている(または興味がある)
- 病気のせいで外に出られない
- 完全在宅で収入を得たい
- 自分の体調第一で作業したい
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【大前提】闘病日記(ブログ)を訪れる人は検索エンジン経由がほとんど
まず最初に自分の闘病日記(ブログ)に訪れてくれる方は、ほとんどが検索エンジン(グーグル、ヤフーなど)経由である事を意識する必要があります。
つまり、「病気名 闘病日記」「薬名 ブログ」など、検索したワードの検索結果に、自分の闘病日記(ブログ)が入っていないと、どんなに素晴らしい内容の闘病日記(ブログ)を書いても誰も見てくれません。
そのため、自分の闘病日記(ブログ)を沢山の人に見てもらうためには検索エンジンの検索順位を上げる工夫が必要になります。
ほとんどの人は検索順位を上げないと闘病日記(ブログ)へのアクセスも得られない
私含めほとんどの人は検索順位をあげる努力をしなければ闘病日記(ブログ)へのアクセスは見込めません。
中には、芸能人やSNS(Twitterやインスタなど)のフォロワーが1万人以上いるインフルエンサーと呼ばれる人たちなら、
とSNSで発信するだけで沢山のアクセスが見込めますので例外はありますが。
しかし、ほとんどの人はそうではありませんので、自分の闘病日記(ブログ)へのアクセスを上げるには検索順位を上げる工夫が必要になります。
つまり、闘病日記(ブログ)は読者と検索エンジン(SEO)を意識して書く必要があります。
けど、だからと言って闘病日記(ブログ)に書く内容ってどう変わるの?
書く内容は変えなくていいんだ。
ただし、少し工夫が必要になるから説明するね
読者と検索エンジンからの評価が上がる闘病日記(ブログ)とは
一言で説明すると、闘病日記(ブログ)は自分の病気を前面に押し出して書く事が重要です。
これを徹底すれば、
ココがポイント
- 読者
- 検索エンジン(グーグル、ヤフーなど)
の両方から評価が高くなります。
1,000文字(現行用紙2.5枚)位でも全然構わないよ
試しに入院生活を綴った簡単な例を見てみましょう。
闘病日記(ブログ)記事
入院中だけどご飯が美味しかった
というように独り言のような内容は良くありません。
この内容だと親しい友人が見ても「ふーん」と思いますし、第三者が見てみたいと思うような闘病日記(ブログ)とはかけ離れています。
SEOの観点から見ても、検索エンジンでの検索ワードは「入院中 だけど ごはん 美味しい」が最も順位が高くなると思いますが、上位表示はムリでしょう。
私の日常はいつもこんな感じだから他に書く事なんてないわ!!
1:自分の病気を伝えて読者と共通点をもつ
同じ病気にかかっているという共通点があると、その人の闘病日記(ブログ)を見てみたくなります。
あなたも闘病日記をインターネットで検索した時は、
と思い同じ病気の方の闘病日記(ブログ)を検索しましたよね?
先ほどの例文を再度見てみましょう。
闘病日記(ブログ)記事
全身性エリテマトーデスという病気で入院中だけど、ご飯が美味しかった
病名が入る事で、同じ「全身性エリテマトーデス」という病気で入院経験のある人の目に留まる内容になります。
2:薬名や症状・副作用を具体的に書く
闘病日記(ブログ)を読む読者の多くは同じ病気に苦しむ人です。
同じ病気でも、自分以外の人はどんな症状が出て、どんな薬を使って、どんな副作用があるか等が非常に気になります。
先ほどの例文を再度見てみましょう。
闘病日記(ブログ)記事
全身性エリテマトーデスという病気で高熱が出続け、腎臓も炎症し入院中。
ステロイドという薬を服用して症状を抑えているんだけど、副作用で凄く食欲が増えるの。
だからなのか、味付けも濃くない病院のご飯がとても美味しかった
と、かなり具体性が高くなり読者はあなたの闘病日記(ブログ)を読み進めたくなります。
3:発症時の状況や検査入院の項目などを詳しく書く
読者の中でも、自分と同じ病気を患っている方は、病気の発症や症状、(検査)入院項目、使用している薬など、病気に関する事を検索します。
あなたも検索した経験がありますよね?
と言う不安は、同じ病気の経験者が書いた闘病日記(ブログ)が一番参考になります。
同時にSEO的にも病気の発症や検査入院について、「自分の経験を交え」詳しく書かれていると非常に評価が高くなります。
関連記事
●【発症時詳細】2016年7月:熱中症?にかかる
●【検査入院詳細】2017年12月始め:膠原病の検査入院
闘病日記(ブログ)はありのままを書けばいい
これを言うと元も子もないのですが、闘病日記(ブログ)は自分の身に起きた事や経験をそのまま書けば読者や検索エンジンの評価も高くなります。
これまで紹介してきた3つの工夫も、自分の経験を表現する事に変わりない訳ですから。
しかし、同じ工夫さえすれば、健常者さんが毎日好きなように日記を書いても闘病日記(ブログ)と同等の評価がされるかと言うと答えはNOです。
これには理由があって、闘病日記(ブログ)はその病気に特化(関連)している内容が書かれているからです。
闘病日記は「特化ブログ」に分類される
ブログを2つに分類すると、
ブログの分類
- 雑記ブログ
- 特化ブログ
に分類でき、闘病日記は「特化ブログ」に該当します。
正直自分が書いている闘病日記(ブログ)のジャンルなんてあんまり興味ないわ
メリットが沢山あるから特化ブログの概要から順に紹介していくね
「特化ブログ」とは一つのジャンルに特化したブログ
闘病日記(ブログ)は自然と自分の病気に特化した内容になります。
自分の病気に対しての
- 症状
- 治療方法
- 薬の効果
- 薬の副作用
- 療養中の生活
などを書く事で自然と自分の病気に特化した内容になりますから意識する必要なんて全くありません。
闘病日記(ブログ)は既に特化ブログになっているんです。
特化ブログのメリットデメリットだけ少し説明させて
闘病日記が特化ブログであるメリット
特化ブログであるメリット
- 検索エンジン(グーグル、ヤフーなど)の検索順位が高くなりやすい
- 記事が資産になる
- (闘病日記[ブログ]は)広告単価が高い
という点が挙げられます。
1:検索エンジン(グーグル、ヤフーなど)の検索順位が高くなりやすい
闘病日記の内容は自分の病気や症状、薬や通院等を書くので、そのジャンル(病気名など)での検索順位が高くなりやすいです。
例えば私は熱中症と膠原病(全身性エリテマトーデス:SLE)を同時に発症したので、当時の様子を書き綴っています。
そこから「熱中症 膠原病」とグーグル検索すると記事が上位に表示されます。
また、「膠原病 医療費」や「膠原病 給付金」で検索しても上位で表示されます。
興味があれば実際にグーグルで上記のワードを検索してみてください
このように特化ブログは、特化した分野で自分の実体験を織り交ぜて記事にすれば、医療機関や自治体よりも高い順位をとれる、つまり自分の闘病日記(ブログ)を見てもらえる可能性が高まります。
余談:闘病日記(ブログ)はYMYL領域なので利益目的者の参入が少ない
「Your Money or Your Life」の頭文字でYMYLと呼びますが、医療関係はこれに該当します。
つまり闘病日記はYMYLに該当します。
そしてYMYLはE-A-Tというものが重視されます。
E-A-TはExpertise(専門性) - Authoritativeness(権威性) - Trustworthiness(信頼性)の頭文字です。
かいつまんで言うと、医療関係の領域は医師など専門家や医療機関の発言などが重要視されます。
そのため、素人が病気の事に対して発言しても検索順位が高くなる可能性は低いです。
ですから、闘病日記(ブログ)で書こうとする分野は利益目的で参入してくる方が少ないと言えます。
しかしYMYL領域は利益目的の参入障壁が高く、割いたリソースに対して割が合わないと思われることが多いです
でも病気の当事者(患者)ならそれなりにE-A-Tがついて評価されると思う。
実際私の闘病日記(ブログ)は自分の病気に関係するYMYLワードで上位をとれているから。
毎日コツコツ更新を続ければ大きな利益は見込めなくても生活していく位の広告収入を得る事はできると思っているよ
あくまで私見であり、決して収益を約束する話ではありません
2:記事が資産になる
少し言い方が悪くなりますが闘病日記(ブログ)で書いた記事は時間の経過で需要が無くなるという事がありません。
病気とは定義されたものであり、病名も症状も不変で、更に地球上からなくなる事が(ほぼ)ないからです。
病名は変わる可能性があるかもしれませんが
ですから何年、何十年経っても、同じ病気であなたの闘病日記(ブログ)を見て元気づけられたり、参考になる人は必ずいます。
逆に、例えばワールドカップの特化ブログの場合、大会期間が終わったらほとんどアクセスがなくなりますし、大会から2,3年経ったらほぼ検索されることすらなくなります。
このように、闘病日記(ブログ)は記事の賞味期限が無く、一度書けばいつまでも需要があるという非常に大きなメリットがあります。
闘病日記(ブログ)は資産記事の積み重ね
闘病日記(ブログ)を書き始めた頃は1日のPV(ページビュー:ページ閲覧数)が0なんて当たり前です。
数か月間はほとんどPVなんてないでしょう。
しかし、記事を書き続けて1日10PV稼げる記事を1か月に1記事作れれば、1年後には10PV×12記事で120PV/日となります。
書いた記事が無駄にならず資産となりますので、資産記事をこつこつ積み重ねていく事で何年かたった頃には沢山のアクセスが見込めるでしょう。
もちろん上記よりもっと早く、より多いPVを達成する事だって可能ですので、日々良い記事を書く事を心掛けましょう。
当面の目標は1,000PV/日です
3:(闘病日記[ブログ]は)広告単価が高い
前回の記事「闘病日記(ブログ)で収益をあげる方法」ではグーグルアドセンス(Google AdSense)の報酬は1クリック平均30円(と言われている)と説明しました。
実践上、闘病日記(ブログ)の1クリックあたりの平均単価はこれを優に超えます。
理由は闘病日記(ブログ)はYMYLの医療関係にあたり、医療関係の記事に出るグーグルアドセンス(Google AdSense)のクリック単価は非常に高いからです。
闘病日記が特化ブログであるデメリットはない
特化ブログのデメリットとして、記事にするネタが尽きる事が挙げられますが、闘病日記(ブログ)はこれにあてはまりません。
何故なら毎日の体調を書くだけでも立派な記事になるからです。
毎日の体調変化が書かれていると、同じ患者(読者)はとても興味深く読み入る事ができます。
例えば顔面がしびれていたが徐々に良くなり、一か月後には無くなったなど、毎日の記録で少しずつ緩和される症状の様を記録しただけでとても貴重な闘病日記(ブログ)になります。
まとめ
これまでに説明したこと
- 闘病日記(ブログ)は収益を上げられる
- 闘病日記(ブログ)は自分の病気を前面に押し出して書く
ここまで読み進めてもらい、
と思ったらあとは実際に「闘病日記(ブログ)を始めるだけです。
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