こんにちは! るーしーです。
今回は「角切梅昆布茶」についてです。
実は私病気療養中の為三か月ほど外へ出られない生活をしています。
そのため最近はネットショップで変わった珍しいお茶なんかを注文したりして気を紛らわせたりしています。
そして届いたお茶を飲んだ時に
「あ、お茶ってこんなにおいしいんだ」
「こんなお茶があるんだ」
と、感心した事がありました!!
今回はその中でも一番感激した「角切梅昆布茶」についてです。
梅昆布茶とは
起源は平安時代の「皇服茶(おうぶくちゃ)」
平安時代に天也上人が村上天皇へ「昆布と梅干が入ったお茶」を献上したとされ、村上天皇の体調不良が治ったと言われる。
このお茶は「皇服茶(おうぶくちゃ)」と呼ばれ、その後も天也上人は沢山の病人へ「皇服茶(おうぶくちゃ)」を飲ませ救ったという。
現在でも正月に「皇服茶(おうぶくちゃ)」を振る舞うお寺があるようです。
⇒正月に六波羅蜜寺で皇服茶(おうぶくちゃ)が振る舞われた記事(朝日新聞)
現在、京の方で正月に飲む習慣がある大福茶(おおぶくちゃ)はお茶に昆布、梅干しを入れたもので皇服茶(おうぶくちゃ)が起源です。
現代の私たちはカジュアルに梅昆布茶を飲んでいますが、ルーツをたどるとこんなご利益のある代物だったんですね。
梅昆布茶の種類
粉末梅昆布茶
一般的には粉末状の梅昆布茶をイメージすると思います。
粉末昆布に食塩と化学調味料に乾燥梅を混ぜたものでお湯を入れるだけで手軽に楽しめます。
調味料としても優秀
昆布には三大うまみ成分の「グルタミン酸」が豊富に含まれているので梅昆布茶自体を調味料として使用するレシピも数多く存在します。
角切梅昆布茶
角切りにした昆布にフリーズドライの梅をまぶしたものです。
昆布の佃煮に梅やシソのエキスをまぶしたものもあります。
おすすめは角切梅昆布茶
お茶として楽しむのであれば私は「角切り梅昆布茶」の昆布が佃煮のものをおすすめします。
昆布の佃煮はグルタミン酸のうまみが濃厚
昆布の佃煮だけでごはんが何杯も進みますよね?
豊富なグルタミン酸と甘辛く煮付けた昆布は正に凝縮されたうまみです。
この佃煮でお茶を作るなんて考えた人は天才だと思います。
(昆布の佃煮の)角切り梅昆布茶
実際に私が買ったのは(昆布の佃煮の)角切り梅昆布茶です。
箱にも佃煮という事がアピールされています。
実際の中身です。
すみませんジップロックに入れてしまいましたが、届いた状態ではプラスチックの袋に真空パックされておりました。
サイズがバラバラなのはあえてです(笑)
製造工程で出来る不揃いの部分を使っているとの事で正規の値段よりも格安でした。
昆布のサイズがきれいな正方形だと美しいのでしょうが自宅で毎日飲むのにそこは重要では無かったです。
実際に湯飲みへ入れた状態。
ふと思ったのが
「これ梅昆布と同じじゃない?」
という事。
試しにそのまま食べてみました。
「……うん、しょっぱい」
市販のそのまま食べられる梅昆布より塩気が強いのでそのまま食べるのには向いてないかも知れません。
ただ、塩気以上に「佃煮のうまみ」と「梅の風味」はガツンと伝わってくるので塩辛いのが好きな方ならそのまま行けるかも。
お酒のあてなんかにいいかもしれませんね。
お湯を注いだ状態。
この時点で匂いが粉末のものとは違う事を感じます。
「昆布の出汁とほのかな磯の匂い」と「佃煮の甘味」が混ざったなんとも言えない良い匂いがします。
飲んだ瞬間に「濃厚な昆布のうまみ成分」が匂いの後から強烈に舌へ訴えかけてくる。
かなりハマってしまい毎日飲んでいます。
このように料理のアレンジ用調味料としても優秀で小さく切った山芋の上に和えると「酢の物風」になり美味しい。
酸味は「酢では無く梅」、うまみは「昆布の佃煮」なので美味しいのは間違いないですね。
まとめ
いかがでしたか?
「お茶なんてなんでも一緒」
と思っていた私でしたが世の中広しです。
しかし飲んだことすらないお茶をこの年齢で発見できたのは喜びでもあります。
これからもどんどん発見したものを紹介していきますね!
【参考】
昆布のサイズが不揃いでも良ければ楽天とヤフーショッピングが非常に安くおすすめです。
私は見た目にはこだわらないのでお得に買いました。
ではまた!