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【ワードプレス×Local】本番環境をローカルへ復元する方法

2018年2月17日

タイトル

こんにちは! るーしーです。

今回は「WordPress(ワードプレス)の本番環境をローカル環境で復元する方法」についてです。

 

皆さん本番環境のバックアップは取っていると思います。

 

しかし実際バックアップしたものをどうすれば復元できるかまで試したことはあまりないのではないでしょうか。

 

という事で今回本番環境の復元をローカル環境でやってみたいと思います。

基本的にはサーバーの引っ越しでも同じ手順になるので、引っ越し時も今回紹介した手順で問題無いはずです。

勿論今回も【初心者向け】ですので安心してください。

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本番環境をローカル環境へ復元する

復元

大きくわけるとこのようになります。

1から順番に説明していきます。

 

前提

前提

1:本番環境のバックアップができていること

ここでは「BackWPup」を使用した手順を紹介します。
「BackWPup」でWordPress(ワードプレス)のバックアップをする手順はこちら

WordPress(ワードプレス)のデータバックアップを「BackWPup」で簡単に行う方法

2:「Local by Flywheel」でローカル環境を構築済みであること

「Local by Flywheel」でローカル環境を構築する手順はこちら

【ワードプレス×Local】10分でローカル環境を構築する方法

 

本番環境のバックアップを取得する

バックアップ取得

 

1:WordPress(ワードプレス)の管理画面へ

http://(ドメイン)/wp-admin

2:「BackWPup」→「ジョブ」をクリック

ジョブ

3:バックアップジョブの「今すぐ実行」をクリック

今すぐ実行

こうする事で今現在の本番環境のバックアップを取得します。
「BackWPup」でWordPress(ワードプレス)のバックアップをする手順はこちら

バックアップが完了するまで待ちましょう。
※バックアップはサーバー負荷が少ない時間帯に実行するようにしましょう。

4:WordPress(ワードプレス)の管理画面「BackWPup」→「バックアップ」をクリック

画面

5:最新のバックアップファイルを「ダウンロード」する

画面

保存場所はデスクトップなどでOKです。

※サイトの規模に比例してファイル容量も大きくなりますのでダウンロードに時間がかかる事もあります。

6:ダウンロードしたzipファイルを解凍する

ダウンロードファイル

ダブルクリックでOKです。
※解凍にはかなり時間がかかると思います。

解凍したファイル

以上で本番環境のバックアップを取得する手順は完了です。

どんどん進めていきます。

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ローカル環境に本番環境のデータベースをインポートする

アップロード

1:「Local by Flywheel」の管理画面を起動する

local起動

2:「Local by Flywheel」の管理画面にある「Local Sites」から本番環境のデータベースをインポートするサイトを選択する

サイト選択

3:「START SITE」をクリック

サイトスタート

4:「DATABASE」タブをクリック

DATABASEタブ

【重要】
あとで使うので「DATABASE」タブの表示をキャプチャしておくかメモしておきましょう。

5:「ADMINER」をクリック

ADMINERクリック

するとブラウザにこのような画面が表示される。

ブラウザ表示

6:左上の「インポート」をクリック

インポートクリック画面

7:「ファイル選択」をクリック

ファイル選択

8:バックアップした本番環境のsql.gzファイルを選択し実行をクリック

本番環境のバックアップフォルダ(zipを解凍したもの)の直下に(データベース名).sql.gzファイルがあるのでそれを選択する。

ファイル

選択したら「実行」をクリック。

実行

「実行」クリック後、このように表示されエラーがなければデータベースのインポートは完了です。

完了

操作していた画面を閉じましょう。

9:「Local by Flywheel」の管理画面から「STOP SITE」をクリックする

STOP画面

10:「Local by Flywheel」の管理画面を閉じる

以上でローカルサイトに本番環境のデータベースをインポートできました。

本番環境のバックアップファイルをローカル環境へ

インポート

1:「Local by Flywheel」の管理画面を起動する

local起動

2:「Local by Flywheel」の管理画面にある「Local Sites」から本番環境のデータベースをインポートしたサイトを選択する

サイト選択

3:「Local by Flywheel」の管理画面からファイル保管場所を開く

ここをクリックする。

ここ

すると「Local Sites」というフォルダが表示されるので「サイト名」→「app」→「public」フォルダ内を開く。

ここ

4:「public」内のファイルを全て退避する

※「TESTSITE_bk」等バックアップとわかるようなフォルダを作成し退避しておきましょう。

BK

もちろん退避後の「public」フォルダは空っぽです。

publicフォルダ

【重要】
元々ローカル環境を使用していなかった場合は「wp-config.php」を「public」フォルダへ残してください。

5:バックアップした本番環境のファイルを全て「public」内に配置する

「本番環境のバックアップを取得する」の手順6で解凍したフォルダ内のファイル全てを配置してください。

【重要】
元々ローカル環境を使用していなかった場合は「wp-config.php」を配置しないでください。
ローカル環境の「wp-config.php」をそのまま使用します。

フォルダ内

6:「wp-config.php」ファイルをローカル用に修正する

【重要】
元々ローカル環境を使用していなかった場合は「wp-config.php」を編集しないでください。

・修正箇所

/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', '●●');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', '●●');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '●●');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', '●●');

●●の個所をローカル用に修正する。

wp-donfig.php

入力すべきデータはインポートする前の「Local by Flywheel」の管理画面「DATABASE」タブの通り。

・Host = ホスト名
・Database Name = DB_NAME
・Username = データベースのユーザー名
・Password = データベースのパスワード

参照するデータ

7:「wp-config.php」ファイルを保存して閉じる

保存して閉じる

8:「Local by Flywheel」の管理画面を閉じる

以上で本番環境のバックアップファイルをローカル環境へは完了です。

ドメインの修正(本番環境からローカル環境へ)

インポート

本番環境からローカルに合わせたドメインの修正を一括でやってくれるスクリプトを使用します。

このスクリプトは使用後絶対に削除してください。

置きっぱなしだと悪意のある誰かが操作する事が出来てしまいます。

【重要】
実行、結果は自己責任でお願いします。

1:「Search Replace DB」のダウンロードサイトへ

DBのドメイン一括置換スクリプトをダウンロードします。
ダウンロードはこちら

2:チェック項目、必要情報を入力し「SUBMIT」をクリック

・チェック項目
1:このスクリプトにはセキュリティリスクがある事を理解しています。
2:私はこのスクリプトをサーバーへ置きっぱなしにしない事を理解しています
3:私は開発者で何をしようとしているか理解しています

チェックを入れる項目はこのような意味です。

理解、納得した上でこのスクリプトを使用しましょう。

・入力項目
1:Name
2:Organisation Name
3:Email

以上を入力して「SUBMIT」をクリック。

入力画面

すると、入力したメールアドレスへメールが来ます。

メール

3:メールのリンクからスクリプトをダウンロード

「here」をクリックするとダウンロードできます。

here

保存場所はとりあえずデスクトップなどでいいでしょう。

4:ダウンロードしたzipファイルを解凍

zipファイル

ダブルクリックでOKです。

解凍後

5:解凍したフォルダごとローカル環境の「public」内へ

配置

6:「Local by Flywheel」の管理画面を立ち上げ「START SITE」をクリック

管理画面

7:ブラウザで「(ローカルドメイン)/Search-Replace-DB-master」へアクセス

この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されるので「詳細設定」をクリックし「(ローカルサイト)にアクセスする。(安全ではありません)」をクリック

確認

接続

8:「replace」に本番環境のドメインを入力

画面

9:「with」にローカル環境のドメインを入力

with画面

10:「dry run」をクリック

dry run

すると「actions」にどのようなアクションがされるか表示される。

action画面

11:「live run」をクリック

「dry run」の結果が問題なければ実行する。

live run

12:実行完了後「delete me」をクリック

デリート画面

必ず実行して下さい。

実行後この画面が表示されればOK。

削除完了画面

念のためエクスプローラーで「public」内も確認しましょう。

エクスプローター確認

無くなっていればこれで作業完了です。

サイトが表示されるか確認しましょう。

サイト表示の確認

確認

1:WordPress(ワードプレス)の管理画面表示確認

ローカルサイトの管理画面から「ADMIN」をクリックし、WordPress(ワードプレス)の管理画面が表示されるか確認します。

ADMIN画面

クリックするとブラウザにWordPress(ワードプレス)の管理画面が表示されます。

ワードプレス管理画面

問題なさそうですね。

続いてサイトの画面表示を確認します。

2:ローカル環境のサイト表示確認

実際にローカルサイトの表示が出来ているか見てみましょう。

ローカルサイトの管理画面にある「VIEW SITE」をクリックしてみてください。

VIEW SITEクリック

クリックするとブラウザにローカルサイトが表示されます。

サイト表示

問題ありませんね。

以上で作業完了です。

お疲れ様でした!!

【追記】
サイトのHTTPS化(常時SSL)をしていると表示が出来ない場合があります。

その場合は「.htaccess」のHTTPS設定で追記した部分をコメントアウトしてみてください。
サイトのHTTPS化(常時SSL)についてはこちら

まとめ

いかがでしたか?

本番環境をローカルサイトへという作業はあまりないと思います。

しかしこの手順はサーバーの引っ越しでも使える手順ですので私自身の勉強という意味合いも込めて試してみました。

これでもし何かあってバックアップからサイトを復旧させる事もできますしね!!

るーしー
ではまた!

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膠原病(こうげんびょう)にかかった(かもしれない)時にすべき事

トピック
「膠原病(こうげんびょう)にかかった(かもしれない)」
と分かった時、自分が何をどうするべきか分からず途方にくれました。 同じような心配をお持ちの方はこの記事を見てください。 その時に私がした事を全てまとめました。

膠原病(こうげんびょう)にかかった(かもしれない)時にすべき事

  1. (検査・治療)入院に備える
  2. 膠原病(こうげんびょう)であると確定させる(確定していない場合)
  3. 医師に「診断書(臨床個人調査票)」を記入してもらう
  4. 【確定診断後】(指定難病の)医療費助成制度に申請する
  5. 【確定診断後】自治体の福祉制度(給付金など)の申請をする
  6. 【確定診断後】障害年金が受給できる場合は申請をする
  7. 【確定診断後】生活費が工面できない場合は生活保護の申請をする
上記の内容を出来る限り詳細にまとめています。

膠原病(こうげんびょう)にかかった(かもしれない)時にすべき事を確認する

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