こんにちは! るーしーです。
今回は「WordPress(ワードプレス)のデータバックアップをBackWPupで簡単に行う方法」についてです。
早いもので、当サイト「膠原病でした」も開設して半月が経ちました。
投稿と固定ページの合計は50ページ近くになり、情報量も多くなってきたところで、万が一サイトに何かあった際に復旧が出来るか?を考えてみました。
本当はスタートの時点で考えていないとダメなんでしょうけど。
そんな事を考えつつ、いかに簡単にデータのバックアップが出来るかを調べていたら「BackWPup」というプラグインを使用するという所まで行きつきました。
実際にバックアップした手順を紹介したいと思います。
!!ご注意!!
あくまで私の実行した手順紹介ですので、作業でデータが飛んでしまった等は自己責任でお願いします。
データをバックアップする方法
大きく分けて2通りだと思います。
1に関しては、「ふーーん。」程度で問題無いです。今回紹介するのは2のパターンなので、極力専門的な知識、作業がいらない方法です。
1:手動でファイル、DBのデータをバックアップ
・各種ファイル(HTML、CSS等):FTPソフト
・DB:WordPressの管理画面やMySQLのコマンドでエクスポート
FTPソフトやMySQLの知識がある方ならこっちの方が早いし確実かもしれませんね。
2:プラグインを使用し簡単にバックアップ
プラグイン経由のみの操作で、ファイル、DBをバックアップする。
今回紹介するのはこちらのパターンです!
なぜバックアップはプラグイン「BackWPup」なのか
データをバックアップする方法でも触れましたが、バックアップの操作をプラグイン経由のみにする事で手動作業のリスクを回避できます。
バックアップの手動作業リスク
FTPソフト操作
FTPソフトを使用して実際にサーバーの中にあるディレクトリ、ファイルを操作します。
ファイル名を間違えて変更してしまった。ファイルのディレクトリを移動してしまった。というだけで動作が出来なくなりサイトが表示されなくなります。
SQLコマンド
コマンドラインでMySQLのコマンドを実行しますが、コマンドの打ち間違いで誤ってデータを削除してしまったり、変更をしてしまったりするリスクがあります。
だからプラグイン「BackWPup」を使用する
このようなリスクから、バックアップ操作はプラグイン経由とし、直接サーバー内のファイル、DB内のデータを触らないのが私含め特に初心者には重要だと私は思います。
本来ならFTPソフトを使用しファイル操作、コマンドラインでSQL実行するのが最も正確で安全だと思いますが、それは作業のミス、間違いが無いという大前提の元。
プラグインは誰かが作ったもので、絶対間違いは起きないとは言い切れませんが、操作、作業に不慣れであれば迷わず使用した方が安全だと思います。
※プラグインを使用しても、操作の誤り等で、バックアップが意図しない結果になる可能性があります。あくまで自己責任でお願いします。
プラグインを使用するメリットは理解できましたが、では何故プラグインは「BackWPup」なのか?
ずばり有名なプラグインだからです。
使用しているユーザーが多いという事は、それだけ動作実績があるという事。
「誰も使った事無いけど凄いよ!」というプラグインは正直不安になってしまいますよね。
沢山の動作実績、改修、更新がされているという事で安心である。と私は判断しました。
「BackWPup」を使ってみる
ここからはプラグイン「BackWPup」のインストールから設定、操作までを説明して行きます。
「BackWPup」をインストールする
WordPressの管理画面(ダッシュボード)左メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリックし、「キーワード」に[BackWPup]と入力。
プラグイン「BackWPup」が表示されるので「今すぐインストール」をクリックし「有効化」する。
「BackWPup」の設定をする
WordPressの管理画面(ダッシュボード)左メニューから「BackWPup」→「新規ジョブを追加」をクリック
「一般」タブの設定をする
1:このジョブの名前
⇒ジョブ名をつけます
※ジョブとは一連の作業を指しています。どんなジョブか分かりやすい名前にすると良いでしょう。
2:このジョブは…
・データベースのバックアップ
・ファイルのバックアップ
・インストール済みプラグイン一覧
の3個所にチェックを入れる。
3:アーカイブ作成
Windows:「Zip」にチェック
マック:「Tar BZip2」にチェック
4:バックアップファイルの保存方法
「フォルダーへバックアップ」にチェックを入れる
5:「変更を保存ボタン」をクリック
この操作でバックアップ対象は、
・データベース
・ファイル
・インストール済みプラグイン一覧
となり、Zip(Wondows)かTar BZip2(マック)形式のファイルで作成されます。
以上で「一般」タブの設定は終了です。
※ここで説明をしていない項目はデフォルトのままで問題ないです。
「スケジュール」タブの設定をする
1:ジョブの開始方法
「WordPress の cron」にチェックを入れる。
2:スケジューラーの種類
「基本」にチェックを入れる。
3:スケジューラー
毎週にチェックを入れ任意の曜日、時間を入力
4:「変更を保存ボタン」をクリック
この操作でバックアップは、スケジューラーで指定されたタイミングに実行される。
※この場合は毎週日曜の03:00に実行される。
以上で「スケジュール」タブの設定は終了です。
※ここで説明をしていない項目はデフォルトのままで問題ないです。
「DB バックアップ」タブの設定をする
1:バックアップファイルの圧縮
「GZip」にチェックを入れる。
2:「変更を保存ボタン」をクリック
この操作でデータベースのバックアップファイルがGZipになります。
以上で「DB バックアップ」タブの設定は終了です。
※ここで説明をしていない項目はデフォルトのままで問題ないです。
これでジョブの作成、設定は完了となりますので、次からはジョブの作成確認と実行をします。
「BackWPup」で設定したジョブが作成されているか確認する。
・WordPressの管理画面(ダッシュボード)左メニューから「BackWPup」→「ジョブ」をクリックし、設定したジョブが作成されている事を確認する。
ジョブを即時実行し動作確認する
1:WordPressの管理画面(ダッシュボード)左メニューから「BackWPup」→「ジョブ」をクリックし、ジョブを表示
2:即時実行したいジョブの「今すぐ実行」をクリックする事でバックアップジョブが即時実行されます。
ジョブが正常に完了するとこのように表示されます。
バックアップファイルをダウンロードする
1:WordPressの管理画面(ダッシュボード)左メニューから「BackWPup」→「バックアップ」をクリックし、バックアップ済みのファイルを表示
2:「ダウンロード」をクリックしPCへダウンロードする。
まとめ
いかがでしたか?
FTPソフトやMySQLの知識があまりない私でも簡単にデータをバックアップ出来ました。
バックアップの頻度については毎週にしましたが、ジョブさえ作ってしまえば必要なタイミングで「今すぐ実行」をクリックし即時バックアップを実行出来るようになる為です。
毎月だと少し不安ですが、毎週自動的にバックアップされていれば、あとはプラグインやテーマ、WordPressの更新時に随時「今すぐ実行」をする事でカバーできます。
これで万が一に備える事が出来ましたので、これからもどんどんブログを更新していきたいと思います。
ではまた!
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